2-2-2 人体のつくりとはたらき
三大栄養素
- 炭水化物(デンプン)…米や小麦・エネルギーのもと
- タンパク質…肉や大豆・体をつくる
- 脂肪…油など・エネルギーのもと、身を守るバリア
消化の流れ
- 消化管…口から肛門までつながる1本の長い管
- 消化器官…口・食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肛門
- 消化液…消化器官で分泌・食べ物を分解
口→だ液
胃→胃液
十二指腸→すい液(すい臓)・胆汁(肝臓)
酵素の性質
- 最適温度がある…多くは37℃
- 最適pHがある…多くはpH7(中性)付近・胃液は酸性が最適
- 1種類の酵素は1種類の物質だけにはたらく
酵素の弱点
- 42℃で変性・元に戻らない
- 酸やアルカリに弱い
消化酵素
- アミラーゼ…だ液・デンプン→ブドウ糖
- ペプシン…胃液・タンパク質→アミノ酸
- リパーゼ…すい液・脂肪→脂肪酸・モノグリセリド(胆汁が補助)
デンプンの分解実験
- デンプンと水を混ぜた試験管A・Bを用意
- 試験管Aにだ液(アミラーゼ)を加える
試験管Bに同量の水を加える - 37℃にしてしばらく待つ
- ヨウ素液を加える
試験管A…変化なし→デンプンがなくなっている
試験管B…青紫色に変化→デンプンが残っている - ベネジクト液を加えて加熱
試験管A…赤褐色に変化→糖が作られている
試験管B…変化なし→糖は作られていない
小腸のつくり
- 柔毛…表面積を増やし効率的に栄養を吸収する
- リンパ管…柔毛の中心の太い管
脂肪酸・モノグリセリドから戻った脂肪を運ぶ - 毛細血管…リンパ管の周りの細い管
ブドウ糖とアミノ酸を吸収
呼吸
- 肺で行われる
- 吐く空気
窒素…変わらない
酸素…糖を燃やすとき消費されるので少し減る
二酸化炭素…糖を燃やすとき生成されるので増える
肺のつくり
- 気管…鼻や口から肺へ空気が送られる管
- 気管支…肺の中で気管が枝分かれしたもの
- 肺胞…気管支の先にある丸い袋状のもの
酸素を取り込れ二酸化炭素を出すガス交換を行う
無数にある→表面積を増やし効率化のため - 毛細血管…肺胞をおおっている
血管の役割
- 赤血球…酸素を運ぶ
赤色→ヘモグロビンの色 - 白血球…外敵と戦う
アメーバのように変形 - 血小板…空気に触れることで血を固める
かさぶたのこと - 血しょう…栄養や不要なものを運ぶ
血液の液体部分・透明またはうすい黄色
血液の流れの観察
- ヒメダカと少量の水をポリ袋に入れる
- 尾びれの部分を顕微鏡のステージに置く
薄くて光を通し、大きく毛細血管が多くあるため尾びれを観察する - 顕微鏡の観察手順に沿って観察
血液の流れ
- 血液は心臓の拍動によって全身を循環
- 動脈…心臓から出ていく血管
血液が勢いよく流れている
体の深いところを流れる
血管の壁が厚い - 静脈…心臓へ返ってくる血管
体の浅いところを流れる
血管の壁が薄い
流れる勢いが弱いため逆流を防ぐ弁がある
心臓の4つの部屋
- 心臓は自分から見た左右で考えることに注意
- 血液が戻ってくる上二つが「房(狭い部屋という意味)」
- 血液を送り出す下二つが「室」
- 左心室…血液が大動脈を通って全身へ送り出される
- 右心房…血液が大静脈を通って全身から戻ってくる→右心室へ
- 右心室…血液が肺動脈を通って肺へ送り出される
- 左心房…血液が肺静脈を通って肺から戻ってくる→左心室へ
器官と血液
- 肝臓
①有害なものを無毒化
・アンモニア→尿素
・アルコール→アセトアルデヒド
②小腸からの栄養を一時蓄える
③胆汁をつくる - じん臓
①不要物をこしとり尿を作る
②塩分濃度の調整
★通過後の血液→不要物が少ない
★アンモニア→肝臓→尿素→じん臓→尿→ぼうこう - 小腸
①消化された栄養分を吸収
★通過後の血液→栄養分が多い
感覚器官(ヒトの五感)
- 目…視覚
- 耳…聴覚
- 鼻…嗅覚
- 舌…味覚
- 皮膚…触覚
目のつくり
- 水晶体…光を集めるレンズ
- 虹彩(こうさい)…光の量を調節せるレンズカバー
- 網膜…映像を映すスクリーン
- 視神経…映像を脳へ伝達
耳のつくり
鼓膜…音を受け取る
耳小骨(じしょうこつ)…音を増幅して奥へ伝える
うずまき管…音をさらに奥へ伝える
聴神経…音を脳へ伝える
感覚の伝わり方
- 感覚器官→感覚神経→せきずい→脳→せきずい→運動神経→運動器官
- 中枢神経…脳・せきずい
- 末しょう神経…感覚神経・運動神経
反応時間を求める実験
- 10人手をつないで1列に並んでもらう
- 最初の人がストップウォッチを押すと同時に、となりの人の手をにぎる
- 最後の人は伝わったら手を挙げ、最初の人はストップウォッチを止める
- かかった時間を人数で割れば、刺激に対して脳が命令を出し体を動かすまでの反応時間が分かる
反射
- 感覚器官→感覚神経→せきずい→運動神経→運動器官
- 緊急時は脳ではなくせきずいで命令が出される
- 脳は経由しないので反応時間が短く無意識に起こる
筋肉と骨
- 筋肉は骨を挟んで向かい合うようについていて、どちらかが縮むともう一方がのびる
- ヒトには約200個の骨がある
- けん…筋肉と骨格がつながっている部分
- 関節…骨と骨がつながった部分
- 頭蓋骨…脳を保護
- ろっ骨…内臓を保護
- 背 骨…体全体を支える
- 踵 骨(しょうこつ)…かかとの骨・体全体を支える